ユッコを少し懲らしめる為にやりすぎたかもしれない。ほんのりパンチで紅くなった頬を見て僕は思った。
これはちょっと怒られる所では済まないかもしれない。二人を見て、まず顧問教師は僕を罰するだろう。
どうしよう。そう思って頭が空っぽになっていた時。
パンチ酔いで立てないだろうと思っていたユッコが、いきなり僕のトランクスを降ろした。
「なっ?」僕は急な出来事に妙な声を上げてしまった。それも束の間、見ずに分かる。フェラをされているんだ。
いきなり脳が切り替わり、快感が電流のように僕の頭にキモチイイ信号を送る。
ちゅぱっと音を立ててユッコが僕のペニスを吐き出し、笑って見せた。何があっても強硬突破する気らしい。
「本当におっきい、マウスピースしたままやってあげるね」ユッコは再度、僕のペニスを咥えた。
ユッコは喉の奥まで僕のペニスを飲み込んだようだ。こんな芸当は海外のAVでしか見たこと無い。AVもあまり見ないけど。
「あの、量が多く出るから無理しなくていいよ」僕が話しかけると、ユッコが鼻声で何かを言った。
(出してもオッケー)と言ったつもりらしい。咥えたまま指でもOKサインを出している。
「知らないよ・・・・・・」本当に責任は持てない。精液の量はハンパじゃない。初フェラにもうイってしまいそうだ。
ぎゅううううっと僕の腹に何かが込み上げてくる。惰性のオナニーでは感じる事の出来なかった何かが。
そしてその「何か」が一気に花開くように爆発した。
それは尿道が圧迫されるほどの勢いのある射精だった。ユッコの喉の奥に排出口があるので、まるで胃まで直接ぶっかけるような勢いだ。
それが何度も続いた。ユッコは潤んだ目をして、どこかボーッと悦びを楽しんでいるような、そんな顔をしてゴキュゴキュと音をして
僕の精液を飲んでいる。
射精が終わると、ユッコは僕のペニスを吐き出し、グローブでペニスをしごくようにして残りの一滴の精液まで搾り尽くした。
僕は頭が空っぽ。ペニスはしんなりして来た。生の女の人って凄いんだ。正直、宿題に日記提出があるならこの事を僕は題材に上げるだろう。
「キンタマが空っぽになった?」ユッコは突然凄い発言をした。
「キ、キンタマ?」
「そ、ザーメンの溜まったキンタマ、空にしちゃうんだから」
何でこんな可愛い顔をしているのにキンタマ等と言えるのだろう。そのギャップを僕の脳は性欲対象として処理したらしく、すぐに
ギンギンに勃起をしてしまった。
「・・・・・・まだ出るわね」ユッコは嬉しそうだ。正直、キモチイイが女はこんなにエロいのかと少し引いている僕がいた。
「よっ」
ユッコは戸惑っている僕のスキを見て、ついにシュルッとブルマを脱いだ。よく見るとパンツも一緒に重ねて脱いだようだ。
「嗅ぐ?」
「パンツ?嗅がないよ!」
「違う、ここ!」ユッコは自分の股間を指指した。
毛深くてよく分からない。だがこれが「生」なのだ。頭がパニックになりながら、どうしようどうしようと僕は戸惑うばかり。
「舐めて嗅いでくれたらな〜」
ユッコに言われて、僕はおそるおそるその茂みにグローブの親指同士、両手をあてがう。
ゆっくりと左右に引っ張ると、急にピンク色の割れ目が広がった。もう舐めてしまおう。
顔を近づけ、初めてのクンニだ。目の前にある女性器、友人達がマンコだマンコだとエロ本を見ていたあのモザイクの先は此処だ。
舐めてみた。
生臭い磯の香りと、尿の香りがミックスされた匂い。臭くはなかった。
「んっ・・・・・・」ユッコがあえぐ。本当に気持ち良いのか。当分舐めておこう。しかしショッパイ液体がどんどん出てくる。
「あ、濡れやすいから、私」ユッコが吐息まじりに言う。これが愛液なのかと漫画で得た知識を確認。
「ちょ・・・っとね・・・イキやすいから・・・私」ユッコの体がガクガクと小刻みに震えている。
僕はただひたすら、クリトリスというモノを探して性器の上部を舐めていた。
ふいに彼女の右手グローブが僕の前にヌッと現れ、自分の性器をひっぱり上げるようにした。
するとペニスの皮がむけるように、ピンクの突起物が現れた。そうか、これがクリトリスか。
僕は必死に舐める。何でこんなにひたむきなのかは分からない。多分本能だ。
「あッッ!」彼女はガクガクと痙攣して、勢いのある液体を性器から発射した。
僕は驚いて顔を一旦話した。
「あっ!あっ!!!!」彼女の痙攣は続いている。多分今僕が浴びたのは潮吹きというヤツで、今彼女はイっているんだ。それは見ていて
よく分かった。
30秒ほど彼女は痙攣をしていた。胸がタプタプと波打つ。そして息を荒くしてユッコは脱力状態になった。
沈黙
「も、もういいのかな?」僕が口を開くと、思ったとおりの答えが返ってきた。
「入れないの?」
もう、最後まで行ってしまおう。
「コンドームは?」
「ナシでいいよ」
ユッコはエロマンガのような台詞をあっさりと言った。生はまずいだろ。
とっさに僕はユッコの口からマウスピースを外す。唾液でぬめっているから、大丈夫だろう。
マウスピースの片方を、膣口と思われる場所に入れる。そしてピストン運動!
「まだ入る・・・・・・」ユッコがそういうので、口にハメる時のように、マウスピースの両端をくっつけて挿入した。
口にマウスピースを出し入れしているみたいだ。グチャグチャと粘液の出す音がひたすら続く。
そうしていると、あまりに奥に入れすぎてマウスピースが膣口の奥に飲み込まれてしまった。
それが奥をいい具合に刺激したらしい。ユッコは「くぅっ!」とくぐもった声を出して、さっきのように性器から潮を連続で吹いた。
最後にマウスピースがゆっくり膣口からニュルニュルと出てきて。ボチャリとマットに落ちる。
唾液と愛液で凄い蒸れているマウスピースだ。これは持って帰ろう。
*
「ふう」と阿部がため息をついて、自分の秘密日記を閉じた。今日が1ページ。初めての日記。
ユッコとは付き合う事になった阿部だが、冷静に一言言った
「女って怖ええなぁ・・・・・・」